【SM乱数調整】TSV孵化で躓きそうな所

Twitterのフォロワーさんが、卵をサブROMに輸送して色違い個体を産む所謂「TSV孵化」「SV孵化」と呼ばれる方法で苦戦なさっていました。
意外にやり方を紹介しているブログ等無く私も苦戦していたので、躓きそうな所自分の失敗談なんかを書いていこうと思います。

なお私は乱数調整の仕組み、仕様等はあまり理解していないので、もっと根本の部分から知りたい場合は解析勢の方々にお伺いした方がいいと思います。
普段ブログのコメントも見ていないので何か聞きたいことがあれば私のTwitterまで（wasa_beef47）お願います。
疑問に応えられるかは怪しいですが。。。

以下は自分のROM（孵化ROM）での色違い乱数孵化に成功している前提で書いていきますので、それを承知の上で読んで下さい。

「他のTSVで色違いを探す」の使い方

私がTSV孵化で始めに失敗していたのが、そもそものツールの使い方でした。
何かそれっぽいチェック欄があるのには気付いてはいたのですが、よくわからないしReadmeにも書いてないし、ggっても書いてないので「TSVの欄にサブROMのTSV書いておけばいいんじゃない？」くらいの適当な気持ちだったのですが、これがそもそもの間違いでした。

解析勢の方のブログを読んでいた時に「卵の個体が決定する際、卵を受け取るROMで光るTSVと一致した場合TSVの計算を途中で中断する」みたいな仕様が書いてありました。
↑すいませんここ記憶が朧げなので間違って覚えてる可能性があります。鵜呑みにしないで下さい。

なのでTSV欄に卵を輸送される側（卵を割る側）のTSVを入力してツールで検索すると、上記の仕様によって本来しないはずのタイミングでTSVの計算が中断されてしまって失敗します。

なのでTSV孵化の際は「他のTSVで色違いを探す」を使わなければなりません。

さて、ではこの機能の使い方ですが

PokemonSunMoonRNGToolのフォルダの中にこの様に「TSV」というメモ帳が入っています。

これを開くと初期は

1111
2222
3333

と入力されているはずです。

ここに孵化ROM以外のTSVを書き換えて全て入力すれば準備はOKです。

こんな感じ。本ROMの他、周回中ROM、身内のTSV等入力します。
メモ帳を上書き保存して、PokemonSunMoonRNGToolを開き直せば入力したTSVが反映されます。

実際にツールで検索する際は、このように「他のTSVで検索」にチェックを入れいつものように親や希望する個体値を入力すればヒットします。
自分以外の人にお願いする場合は、アイテム等準備してお礼をしましょう。結構卵を割るのって面倒です。

また、通信で卵を輸送する関係でリセットが効きません。
途中消費を間違ってないか確認する、レポートを書いて光らせる予定の卵を割って個体値を確認する等で失敗しないように注意が必要です。

楽しようとして親を変えたら失敗した

上記の事に気付いた私が次にやらかした失敗がこれです。
SM乱数孵化の仕様上、従来の乱数調整のように「ゲームが始まって初期SEEDの確認をしたら育て屋に連打で話しかける」という方法は取れません。面倒な面倒な受け取り消費が必要です。

そこで私は楽をしようとして、孵化歩数の少ないコイキングの卵で受け取り消費をしてから親を入れ替え目的のポケモンの卵を作り、失敗してしまいました。

この方法別に間違ってはいませんし寧ろ正攻法なのですが、私がやった失敗とは「ツール検索で用いた設定と違うコイキングを預けて受け取り消費を行っていた」というものです。

受け取り消費は国際孵化の状況は勿論ですが、メタモンの有無や異種間孵化の状況で変化してしまいます。
つまり本来♂×♀で卵を作るはずだったのに（その設定で検索して受け取り数を計算していたのに）、×に変えてしまっていた為に失敗するというものでした。

またうっかりやってしまいそうな失敗として、進化前と進化系を親にした場合は異種間孵化扱いになりますので育成済み個体を親にする場合は注意が必要です。

受け取り消費が多く楽をしたい場合は、先にコイキングを預ける組み合わせでの受け取り及び拒否数を計算して、卵を作る親の組み合わせで再度計算し直すか途中で現在SEEDを確認する必要があります。

私のようなうっかりさんでなければそうそうしないミスだとは思いますが、寝不足の時にやったりするかなと思い書きました。

そのうちSM乱数孵化のざっくり解説とかも書いてみようかなと思っていますが、需要とやる気がなさそうなのでいつになるかはわかりません。。。